2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
カール・レーヴィット著『ヘーゲルからニーチェへ』 目標:ヘーゲルからヘーゲル左派、マルクスへの流れをつかむ 〇フォエンバッハについて フォイエルバッハはヘーゲルに学び、完全にヘーゲル哲学に慣れ親しんだが、若いうちからヘーゲル哲学への批判を行っ…
カール・レーヴィット『ヘーゲルからニーチェへ』 目標:ヘーゲルから、ヘーゲル左派、マルクスまでの流れをつかむ 第二章 二節 「青年ヘーゲル派によるヘーゲル哲学の転覆」 老年ヘーゲル派(ヘーゲル右派)と青年ヘーゲル派を区別したのはシュトラウスだが…
カール・レーヴィット著『ヘーゲルからニーチェへ』 目標:ヘーゲルからヘーゲル左派、マルクスへの流れを把握する 第二章 老年ヘーゲル派、青年ヘーゲル派、新ヘーゲル派 第一節 老年ヘーゲル派におけるヘーゲル哲学の維持 ヘーゲル学派は右派の老年ヘーゲ…
カール・レーヴィット『ヘーゲルからニーチェへ』 目標:ヘーゲルから、ヘーゲル左派、マルクスへの変遷をたどる 第二節 哲学について。 ヘーゲルにおいて哲学もまた宗教や芸術と同様に終わる。ヘーゲルは哲学史を三つの時期に分類する。第一期がターレスか…
【哲学文献まとめるよ!】 カール・レーヴィット『ヘーゲルからニーチェへ』 第一章 第二節 精神の絶対的形式の歴史的終結という構想 前節では、世界史と精神史がフランス革命において完成し終わるということを見た。 本節では、その完成と終結が、どのよう…
今回は、カール・レーヴィット著の『ヘーゲルからニーチェへ』という本のうち、第一章「ヘーゲルにおける世界史と精神史の完成――歴史の終結」をまとめます。この章は、ヘーゲル左派やマルクスの思考の基盤となるところです。(以下引用はすべてレーヴィット…